塵塚怪姫
 私の知る限り、と言ってもたいして知らないが

真珠庵本 原在中模写 百鬼夜行図巻は
この唐櫃の端から始まっていて、
なんで唐櫃から皆サン出て来てるのかわからなかった。
楽しい学習
 箕面の郷土資料館  2007企画展
百器夜行-あやかしになった道具展-において
 土佐百鬼夜行之図(個人 蔵)
 百鬼夜行絵巻(斎宮歴史博物館 蔵)
が、カラーコピーではあるが出展され、ようやく、
この唐櫃を覗いている鬼サンがいるコトがわかった。
ケモ姫

楽しい学習
 妖怪

もののけそこのけ逢魔が時
霊感はないが、オカルティックなネタは好き。
 グロイのは趣味じゃないが、前々から描いてみたかった。

 まっくろくろすけさんから始めてみました。
金姫

楽しい学習
 不明な、もののけサンが多い。
猫、狸、鼠、らしきモノが多い気がしますが、
狐らしきモノが少ない気がする。
 当時どうだったか知らないが今日では狐は身近じゃない、
警戒心が強過ぎるのかホントにいないのか?
 狸は身近だ、わりと見かける。


やっほう
塵塚怪姫サンと一緒

土佐百鬼夜行之図の方は塵塚サンの前にまだ何かいるようだ。

灰蛙

楽しい学習
 肌色系を脱するのは初めてじゃなかったかな?
ついついさを優先しちまってたからなぁ
 しかし描いてみると
コレが実に絶妙な配置配色で構成されてるのがわかった。
おもしろいぞ百鬼夜行。
五徳猫

楽しい学習
 五徳と呼ばれるのに三つの脚しかないのも『二つ足りない』
なんて意味に被してあるのかも知れん。
 命名は鳥山石燕によるモノが多い   らしい。
このお人の画図百鬼夜行がまた実におもしろい。
解説文が付いていて、多分、入手して判読できれば
夜行図の皆さんが、各々誰なのか、判明するモノと思われる。
二徳の舞姫
二徳足して七徳の舞でどないや。
 人間の指には意味があり、仁.慎.勇.正.智 だったかと思うが
鬼の指が三本なのは、どれか二つがないと言うコトらしい。
しかし、     三つは持ってるってコトだよな?
三つあるならそんなに悪い奴じゃないんじゃねぇかな?
 二徳どころかあるべき五徳も、全部忘れてる我々よりずっといい。


壱行目御一行様

うつぼ姫
矢を運ぶ道具らしい。

図書館で見れる『原在中模写』と『土佐図』が繋がりそうなんで
行ったり来たりしてみたんだが、上手く繋がらない様だ。
ほぼ同じ画風で被ってる鬼もいるんでに繋がりそうだったんだが
夜行図は描き手によって内容や順番が違うらしいからなぁ。
楽しい学習

 土佐図の展示順番がバラバラなのも、繋ぐ手間になった
勝手に並べりゃいいコトなんだが、
 先人も、順番わからんで苦労したかも知れん
調べ始めてしまうと気になるんよな。
ナベ姫

楽しい学習
鬼サンを調べてた時、千里の図書館で見た本が
どれだったかわからなくなっちまってたんだが
見つけた。
指の意味、知恵.慈悲.憎悪.貪欲.愚考、を示すという記述を見つけた
なるほど、コレなら知恵.慈悲がなくなれば困った奴になるな。
炎々羅
ほんとは煙々羅だが、まぁ何が本当かなんぞ別にエエじゃろう。

さて、ほなら逆に、憎悪.貪欲.愚考、がなくなったら?

やはり困った奴になるんやないかいな?
丁度、指が2本になったら不自由するのと同じ。


貳行目御一行様

区切りにくいな。
釣星姫
五位鷺の息は闇夜に蒼く光るのだそうだ
全ての鳥、けだもの、の息は夜光るそうで
そう驚くコトではない、と書いてあった。

姑獲鳥(うぶめ)と言えばわかる人も増えるだろう。 原型を辿ると羽衣伝説なんかに繋がるトコロもあるらしい。
楽しい学習
 妖怪としては子供さらって育てる。

 喰うと言うオチがありそうなモンだが、
育てる、と書いた文献しか見つけられていない。
拉致はテロだが、妖怪でも子供大事にする奴は多いなぁ。
鳴釜

楽しい学習
 ホントは唐櫃ではなく、石櫃に入っていた
名の通り鳴くらしい、
 ちょろちょろ.ぱっぱ.しゅうしゅう.フタトルナ、じゃなく
牛がどうとか言ってるから、うふ〜んじゃなくて、うも〜んか。
 電気釜も鳴くんだよなぶびゅぅぅぅぅぅて、鳴くと明日は雨らしい。
天火姫
鳴釜神事ちゅう、笹で煮立てたお湯を掛ける呪いゴトがあるらしい。
 どっちかと言うと
ココにいるのは禅釜尚(ぜんふしょう)かも知れない
笹を武器に人間と戦うらしい、そらまたごっつカッコエエなぁ
琉球空手の達人爺さんにそんなんおっらんかったっけ?
      かっこエエな禅釜尚。


炊飯姫と電気姫



  



 山婦姫
妖怪に、そんな特別すごい興味はなかった、
子供時分の 『ああ、おもしろいね』 
の感覚のままだったんだが、調べると面白いなぁ
そら頑張って調べ始めると何でも面白なるんやケドも。

この世界ではおそらくトップに立つと思われる
水木のアニキ
じゃなくて水木しげる大先生、良く読んだあの妖怪大百科の
子供の頃は多分読んでなかった序文

妖怪好きは貧乏人が多い、明日喰うモノもないのにのほほんとして
妖怪など見ては満足している、
医者が見たら何か病名をつけたくなる様な人が多い。

ふはっ

ひでぇな先生、ひでぇよ、
一応『マズイなぁ』と思ってはいるよ、思ってはね。



 罔象姫
 肌赤く、耳長く、髪麗し   麗し?

キレイって意味でよかったよな?
 ようわからんが、ようわからんから妖怪なんだが
とにかく髪のキレイなコだそうだ。

夜行図も、有名なモンじゃから一般常識範囲で知ってはいたが
描いてみるとわかるモンだな、とんでもなく美しい。
郷土資料館は監視も客もいないんで
写真撮ろうと思えばかなりちゃんとセットして
撮るコトができるだろうが、カメラはない。
せやケド描いてみるっちゅうんも、面白いですわな
さすがに絵の具持ち込んで完全摸写するのは遠慮したケド
線だけでも辿ってみると、触った様な気になる。

入り浸って摸写なんぞ美術館の本物だったら許さんわな
できて1分以内のメモ程度だが
カラーコピー展示ではあるが、ココで見れてよかった。


讃行目御一行様

区切りにくいな。

見越し入道

天高く、見越し入道見越す秋




 比々姫

 夏だったから、なんか怖い話とか、欲しいなぁ とか思た。

  幽霊は信じてる方だが、私は見えないヒト
     か、もしくは相手にされてないヒトだモンで
  怖いネタはなぁんにも持ってない。
 いやまぁ、生きてる人間が一番怖いケドな

    見えるし。

  妖怪は前から気になってたんで、いい機会として始めてみたが
 夏の間には終わらなんだな。
 夜行図を寄り道無しで描いても1年くらいは使いそうだ。

  なんか小ネタを打つダケのつもりだったんじゃが
 すっかり妖怪の面白さに取り憑かれてしもうたわい。



 鐘 姫

 鐘であるコトを判別するのに苦労した。

     棒持ってるし擂り鉢に見えたんよな。

   擂り鉢は

 土佐図の方にはっきり擂り鉢のコがおったのもあって
 鐘であると言う結論にしといた。

 怖い話は好き、季節なんざ関係ねぇ年中おもしろい。
   と
 思とるんじゃが、確かに、夏を過ぎるとなんか物足りない
 読んでてもなんかノリが悪い。

 こんなモノだが、調べて.描いて、しとるとなる程
 夏の風情の重要性、改めて
         わかる気がしてきた。


 彭候姫

  学校でも仕事でも、ボロっかす言われた『デッサン』
 今でもこの言葉を聞くと身構える。

  日本の古典絵画は西洋の同時期のに比べると
 わかりやすい写実的表現をあまり見ないのもあって
 現代の目で何の知識もなく見れば『デッサンを考えてない』
 理屈に合わないカタチに見えるモノが多い気がするが
  自分で筆を取ってなぞってみると

 ここでこぉ筆を運ぶと、描いてて実に腕の気分がいい。

  そういう筆運びになっとるのを感じます
 美術史とかちゃんと勉強しとらんモンだから
 ウチの楽しみ方は全くの感覚だけの楽しみです。

     考えるな、拳で掴め。

仔行目御一行様




 姫草紙

  箕面には阪急サンが一本電車を通していて
 もぉちょっとなトコロで北千里線と北大阪急行線は止まってる。

  客は充分おんのになんで来ぇへんのやろ?
 と、子供時分の我々は思とったモンで
  事故が多発したので延長中止になった
 と言う実に定番な話ができあがり
 延長したらぶつかりそうな線上に大きな墓地公園があるモンで
  そこへ
   事故で亡くなった方々が乗った幽霊電車が来る
     という話ができあがったので早速見に行った。

 墓地公園だからホントに公園で、も一つ怖さに欠けるんやケド
  他のコはどないか知らんが私は銀河鉄道的な展開を期待してた。

     もちろん、電車は来なかった。


 鼠母

 『絵本百物語』に旧鼠と云うのがいる。
  "窮"鼠猫を噛むと云うことわざの"きゅうそ"と混同しとったが
 ことわざの鼠とはどうやら関係ないらしい。
 厩屋.屋根裏にいた古鼠で、夜、母屋の猫と遊びに来るんだが
  猫は、特にこの鼠と争うコトはなく
    家主も、特に害がないのでほっといたらしい。
   この家主とは気が合いそうだ。

 残念ながら、生後間も無い子猫を残して猫は死んでまうんやが
 この古鼠が夜な夜な乳を与えに来て、子猫が育った頃姿を消した。
   かっこエエなこのネズミ母さん。

  ウチもなんか網戸に虫が卵産んでった
 ウチは食べるモンないんで
 羽化したら連れ出さんならんかも知れんが
   面白いし、とりあえずほっとくコトにする。

禄行目御一行様



 天蓋姫

  箕面にもなんぞ、めぼしい妖怪はおらんもんかいな?
 と、探しとるんですが、まだ見つからない。

 私は怪しいダケで、まだ妖怪ではない。

 希望してるのとは違うが、鬼はいたらしい。

  旦那様の名前は赤眼、奥様の名前は黄口
 ごく普通のふたりはごく普通の恋をし
 ごく普通の結婚をしました。
  でもただ一つ違っていたのは、御夫婦は鬼だったのです。

  子供を主食に暮らしてたらしいんだが
 役小角にだまされ
  後に前鬼.後鬼となったあの鬼はココの出身だそうだ。

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